膀胱がん日記 EXITENTIALISM

出口あり?なし?

再発入院6目(尿道カテーテル抜去)

7時起床。久しぶりにぐっすり寝たような気がする。熱はまだ7度台だが汗が出るので自力で下がりそうな予感。

朝食、秋刀魚の蒲焼、酢の物、白和え。

f:id:horiemi:20180913193044j:image

朝食後に尿道カテーテルが外れる。

カテーテルが外れてからは自分で採尿して所定の場所の尿袋へ貯める。

初尿は50ccの血尿で排尿痛もあるが、間隔が1時間、1時間半…と開き200cc貯められるようになる。

昼食、
f:id:horiemi:20180913193037j:image

16時台のシャワー予約が満室なので14時と早い時間にシャワーと洗髪。部屋に戻った時に看護師さんが体温と血圧を測りに来たが、体温が下がりすぎ(34度台)エラーで測れない。血圧は125。

喉がイガイガして免疫力が下がっているのを身体で実感する。でも食欲が出てきて甘いものが食べたくなり、マスクをして下の売店へ行き焼きドーナツを買って食べる。
f:id:horiemi:20180913193034j:image

夕食、鮭フライ。
f:id:horiemi:20180913193041j:image

消灯前に執刀医が巡回に来たので膀胱切除手術について質問(詳しくは後日書きます)

(その時の話〈膀胱がんの標準治療・尿路変更術〉)http://horiemi.hatenablog.com/entry/2018/10/06/%E8%86%80%E8%83%B1%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AE%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%83%BB%E5%B0%BF%E8%B7%AF%E5%A4%89%E6%9B%B4%E8%A1%93

日中は下がっていた熱も夜になると37度台。

22時消灯。

再発入院5日目(お見舞い)

解熱鎮痛剤を飲むと汗をかいて一時的に熱は下がるのだが、時間が経つと37度5分の微熱が続く。

8時朝食、鮭の切り身。ほぼ完食。食欲あるのが救い。

f:id:horiemi:20180913181810j:image

朝食後、本日1回目の便。快調、快調。

昼食前に姉が来てくれる。談話室で一緒に食べる予定だったが、寒気がするので病室で一緒に食べる。

12時昼食、冷やしたぬき蕎麦。サッパリしていて美味しく感じた。
f:id:horiemi:20180913181937j:image

タオル類の洗濯や売店での買い物を姉に頼む。

14時半、熱が38度台になったのでカロナール 500 を飲む。15時に姉が持って来てくれた梨のタルトを一緒に食べる。
f:id:horiemi:20180918010632j:image

15時半、本日2回目の便。少しいきんでしまい痛みが出た。16時、熱が37度台に下がったのでシャワー。

部屋に戻ると尿ドレーンに血の筋ができている。水分を摂取する。予定では明日尿ドレーンを抜き、早ければ明後日退院予定。

18時夕食、かに玉。
f:id:horiemi:20180913181813j:image

2回目の便の時に少しいきんでしまい痛みもある。尿ドレーンの尿が真っ赤で、手術の傷口が開いてるのかなと不安。前回の術後経過をすっかり忘れてしまったので、自分のブログを読む。記録を残しておくと便利だ。

20時に看護師さんが尿を採取しに来たので微熱のことを聞いてみる。手術・抗がん治療をして2日目なので仕方ないと言われる。想定内なら仕方ない。就寝前37度5分前後。

便2回、22時消灯

再発入院4日目(術後初シャワー)

昨夜、解熱鎮痛剤(カロナール500)を飲んだので夜中に汗をかいた。持ってきたタオルを首に巻いて汗を取ったり、濡らしておデコに当たると気持ちがいい。

8時朝食、煮物。

f:id:horiemi:20180913181348j:image

熱は37度〜37度5分と微熱が行ったり来たり。昼食がどうしても食べられなくて全パスする。無理に食べると吐きそうな気がする。看護師さんは「辛いですね…」と言って、そのまま下げてくれた。抗がん剤の副作用なのか??便が出ていないからなのか??と思ったり。

 

13時、術後初便。前回の手術では、初便でとても痛い思いをしたのだけれど、今回は痛みもなくすんなり出た。いきまなかったせいもある。

普段はあまりTVを見ないのだが、気持ちが沈むのでTVを見る。動物ものとか和む。

微熱が下がらないのだけれど看護師さんに聞いて16時シャワーに入る。洗髪。シャワー中にお腹の絆創膏が剥がれて勢いよくドレーンが落ち尿道が引っ張られ超痛い💦ナースステーションで痛み止め(カロナール500)をもらい、新しく絆創膏を貼り直してもらう。ドライヤーも借りる。タオルや靴下などをコインランドリーで洗濯している間に髪を乾かす。

18時夕食天ぷら。美味しかった。米飯は半分のこす。
f:id:horiemi:20180913181350j:image

下半身がズキズキと痛むのでTVを見て気を紛らわす。熱が37度8分まで上がったので、さっきもらったカロナール500を飲む。

便1回、22時消灯。

テラルビシン

TURBTの翌日、処置室でテラルビシンを膀胱内に注入。看護師さんは、マスクにゴム手にビニールエプロンの完全防備。劇薬であることが伺われる。2時間後の排尿時は病室だったが、やはり完全防備だった。

 

抗がん剤注入療法は、膀胱内のがん細胞を叩くのが目的。TURBT後24時間以内に注入することになっている。ある病院のサイトでは、TURBT時に散らばったがん細胞が別の場所に付着するのが再発の原因としてTURBT後の標準治療にしている病院もあるようだ。

 

後で調べたら膀胱がん注入療法に使う抗がん剤は他にも種類があるようだ。どう違うのかは分からない。ただ後から調べていて、テラルビシンの尿をパチンコ屋のトイレに流している人のブログを読んで、人(病院?)によって危機管理は違うんだな、と思うと同時に公共のトイレは信用できないと感じた。

f:id:horiemi:20180916195015j:image

くすりのしおりhttp://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=40568

【主な副作用】

むくみ、胸の痛み、からだがだるい[心筋障害、心不全]
貧血症状、発熱、出血傾向[骨髄抑制]
顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ[ショック]
発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
頻尿、排尿痛、発熱[萎縮膀胱]

https://www.google.co.jp/amp/s/oncolo.jp/dictionary/pirarubicin_hydrochloride/amp

 

 

再発入院3日目抗がん剤注入療法

朝5時、看護師さんが尿を取りに来て目がさめる。7時起床、今日は抗がん剤注入療法をするため点滴が外れる。血圧が99と低い。体温は普通。8時朝食、煮物・筑前煮。この時もベッドを起こし頭を枕につけて食事。

f:id:horiemi:20180913172327j:image

朝食後は水分を控える。9時鼻の酸素カニューレも抜けて歩く練習。顔を洗う。

10時半ころ別室に呼ばれ、尿ドレーンを塞ぎ、別の入り口から抗がん剤テラルビシン)を注入。尿意が出ても出来るだけ我慢して、最低でも30分できれば2時間膀胱内に留めておくようにと言われる。「2時間おとなしく寝てますね」と言ったら「出来るだけ動いて膀胱内に行き渡るようにして」と言われたので、右上30分、左上30分、仰向け15分、うつ伏せ15分と体制を変えながらTVを見ていたら、あっという間の2時間だった。

12時、昼食カレーと麦ご飯。
f:id:horiemi:20180913172333j:image

抗がん治療が思っていたより辛くなく、るんるん気分で自販機でジュースを買う。

f:id:horiemi:20180913181703j:image

18時、夕食すき焼き風肉鍋とスイカが美味しかった。
f:id:horiemi:20180913172330j:image

夕食後、少し寒気がする。血圧は92

1時間ごと体温を測ると少しずつ上がり、20時には38度超えたのでカロナール500(解熱鎮痛剤)を飲む。

便なし。22時消灯。

再発入院2日目手術(TURBT2回目)

朝5時半、尿意で目がさめる。便意は、なんとなくあるのだが出ない。昨夜から絶食、朝7時から飲み物も禁止。7時から脱水症を防ぐための点滴が始まる。針に4回失敗して別の看護師さんに変わってもらう。パジャマから術着に着替える。(これは針が抜けて5日目の写真)

f:id:horiemi:20180913171915j:image

手術は9時からと言われていたのだが、ひとつ前の手術が押して9時半から。T字帯に履き替え点滴棒を持って手術室へ。

手術台の上では丸裸の上に大きなバスタオル。心電図をつける。今回は前回と違いマスク型の麻酔だったせいか、かなり記憶がある。腰椎麻酔に少し手こずり、いつまでも痛い。「麻酔増量」という台詞を3回位聞いてもまだ意識があった。手術室のBGMが軽快なロックで、何故かそれが耳についてリラックス出来ない。執刀医が入室したのも記憶がある。

次に記憶が戻ったのは、手術台の上でベッドへ移動する時。大勢で「ヨイショ!」と掛け声をかけていて『体重が増えて申し訳ない💦』と思った💧体の向きを変えて術着を着せてくれた。最初に自分が発した言葉は「手術室のBGMは誰が決めてるのですか?」だった(余程気になったのだろう😅笑)看護師さんからは「たまたま置いてあるのかけてます」との返事だった。手術室から部屋へ移動中に、今回も現在時刻を聞き「11時半です」と言われ予定通りだなと思った。

 

腰椎麻酔は24時間頭を上下に動かせない(動かすと頭痛や嘔吐原因になる)。15時以降飲み物解禁になっても起き上がれないのでストローマグで飲む。

前回は術後直ぐに足先が動いたのだが、今回は全く動かない。まるでそこに脚が無いようで、そっと手を伸ばすと脚があり不思議な感覚。

鼻に酸素のカニューレ尿道カテーテル、心電図をつけて起き上がれるないので重病人風。

 

18時術後の夕食。今回もバナナあり。看護師さんがベッドを傾けてくれるので、頭を持ち上げないようにして食べる。米飯は殆ど残す。

f:id:horiemi:20180913172128j:image

22時消灯。月末なので携帯のデータ量を使い切るつもりでradikoを聞きながら寝る。

再発入院当日1日目

昨夜熟睡できなかった。早めに起きてシャワーに入る。朝食らしきものも何を摂ったか覚えていない。

朝10時頃に病院到着。泌尿器科階のナースステーションへ行き部屋を教えてもらう。荷物をほどきパジャマに着替えた頃に家族が来た。術前の説明は11時〜13時と幅があるので部屋で待つ。

先に麻酔医に呼ばれる。7月末から風邪で喉をやられ現在も調子悪いことを告げると、基本は腰椎麻酔だが、もうひとつは喉に入れないマスク型の麻酔をすると言ってくれた。

執刀医の説明は、膀胱の上(おへそ側)に2つ腫瘍がある。多分表在性だから、切り取り翌日抗がん剤テラルビシン)注入療法をすると言われた。但し思った以上に根が深かったり、深く切り取った場合は、その治療が出来ない場合もあるけれど、多分大丈夫だと思うと言われた。私が望んでいた治療だ。今回も担当医と執刀医は別で、執刀医のS先生は、きちんと説明をしてくれるから好感が持てる。

医師の説明の合間に栄養士や薬剤師の説明、書類提出、身長体重測定(昨年より2kg増💧)などなどありベッドから離れられない。家族に売店で水や麦茶のペットボトルを10本購入して来てもらう。

 

入院最初の昼食。チキンの照り焼き。

f:id:horiemi:20180913155658j:image

術前の準備が全て終わってから16時シャワーの時間まで談話室へ。今朝シャンプーしたので、下半身だけ洗う。

 

18時夕食は豚カツ。この病院は火・木が手術なので、今回も入院は水曜日。前回もキウイが出たな。便が出ていないのが気になる。米飯は半分残す。

f:id:horiemi:20180913155655j:image

尿3回、便なし。夜10時以降絶食。

便が出ないことが気がかり。

21時絶食。22時消灯。