膀胱がん日記 EXITENTIALISM

出口あり?なし?

膀胱を取らない方法(実験的治療)

自分が膀胱がんだと知った時、何も分からなかったので、とにかく調べました。初期がんの場合は腫瘍を取り除き経過観察だが、筋層まで達していた場合は膀胱を取らなくてはならないと知り、かなり抵抗があった。それは他の人も同様のようで、膀胱温存の治療法を選んだ人の記事やブログもたくさん読んだ。だが生存率が低い。私の自己調べでは生存率5年だ。それでも、その5年を活動的に過ごせたら悔いは無いのかもしれない。放射線抗がん剤治療で体力が衰弱して入院生活の5年なら後悔が残るかもしれない。

膀胱温存療法をしている病院は関東・関西都市部で膀胱がんの実力病院 進行性でも温存療法|健康・医療|NIKKEI STYLE、現実的に自分が通える病院は無いと思っていたのだが、大学病院でやっていると知った。さすが大学病院、実験的治療に積極的だ。

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『治療の欠点』を読むと、温存療法をしても浸潤がんが再発した場合は全摘手術。ただし放射線治療で小腸に影響が出ているので温存療法前であれば選べた尿路変更術が使えないと書いてある。回腸導管や新設膀胱は難しいのであろう。f:id:horiemi:20181008213115j:image

参考資料:膀胱癌に対する膀胱温存療法 | 北海道大学大学院医学研究院 腎泌尿器外科学教室