膀胱がん日記 EXITENTIALISM

出口あり?なし?

ドクターハラスメント

この歳になると、体調不良で病院にかかる機会が年々増えてくる。友人・知人も病院通いしている人が多い。時々「医者の言葉に傷ついた」と漏らす人がいる。医者も悪気は無いのだろうが、患者は医者が思っている以上にナーバスだ。

 

私がかかっている泌尿器科の担当医は、とにかく説明が少ない。こちらが積極的に訊かないと状況を教えてくれない。そのくせ「膀胱を取る可能性もある」と診察の度に言うので、ある日「先生、いつも地味に脅かしますよね😥」と言ってみた。すると「脅かさないと、治ったと思って途中で検診に来なくなる人もいるんだよね」と、おっしゃった。その言葉で少し納得したけれど、それまではその言葉を言われると落ち込んだし『この医師は、手術オタクで膀胱を取る手術をしたいのかな??マッドサイエンス系か??』とあらぬ疑いを持ってしまった。説明が少ないのも、詳しく説明して患者を混乱(不安に)させても…という独特の配慮なのかも??と良い方に解釈して、これから疑問は積極的に質問して良い関係を築きたい、と思っている。

医者と患者の相性は少なからずあると思う。医者とて人間だから横柄だったり怒りっぽい患者には苦手意識を持つだろう。かといって何でもハイハイと医者の言いなりになるには「膀胱摘出」という治療は大きすぎる。

…5月の検診で再発の見落としがあったし、術後の体調不良を電話したのに膀胱炎だと見抜けなかったし…少しずつ病院に対する不信感が…😓とにかく医者や病院任せにせず、自身の身体のことは自分にしか分からないのだから、自身で体調の変化に敏感にならなくては。