膀胱がん日記 EXITENTIALISM

出口あり?なし?

入院当日 1日目

10時頃に病院へ着き入院受付を済ませる。泌尿器科病棟のナースセンターで病室に案内される。病院の寝着に着替え荷物をロッカーに収める。手術の説明は11時〜13時との事でのんびりしていたら、その前に麻酔医の説明があった。今回の手術は腰椎(脊椎)の下半身麻酔だが、眠った状態で手術を受けるのだそうだ。

昼食前に執刀医に呼ばれた。執刀医の話によると、私の腫瘍は写真で見る限り表在性の可能性が高い。但し場所が右の尿管(腎臓と膀胱を繋ぐ菅)の周りであることから尿管癒着の可能性がある。その場合は尿管にステントを通して腎臓から直接排尿する管を作る(治ったらステントと腎臓の管は外れる)。もう一箇所の腫瘍は閉鎖神経のそばなので、手術中に反応で足が動き膀胱に穴があく可能性がある。その時は開腹手術で膀胱の穴を塞ぐ。という説明だった。なんだか昔のカエルの解剖実験を思い出した。外来で見た写真がブロッコリーのようだったので表在性だろうと予測はしていたが、腫瘍の位置によっては面倒な手術なのだと知る。外来では写真を見なかったが、閉鎖神経側の腫瘍は平面に小さな突起がたくさんあるものだった。手術時間は約1時間、麻酔が掛かる時間と醒める時間を入れて2時間くらいと説明を受ける。

12時に昼食が出た。病院食らしからず濃い味。完食。

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昼食後、談話室で家族と話す。談話室にはWi-Fiがあるが病室までは飛んでいない。残念。地下の売店で500mlの飲み物3本購入。

16時にシャワーの予約を入れたのでシャワーに入る。ナースセンターでドライヤーを貸してもらえた。

18時 夕食 麻婆豆腐完食。 キウイは苦手なので残す。ご飯1/3残す。

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21時以降絶食(飲み物はOK) お便3回、尿10回

22時 消灯

夜なかなか眠れなくてiPhone で情報を収集。膀胱がん闘病記のブログを見つけ読み漁る。